AWSの認定には12種類の認定資格があります。
それぞれの試験について難易度・受験料・お勧めの勉強方法を解説します。
AWSの資格とは?取得するメリットは?
ファンデーショナル、アソシエイト、プロフェッショナル、スペシャリティの4つに分解されます。
それぞれの試験で出題内容や試験時間、費用、推奨される経験が違いますので
受験準備段階で詳細に調べることをお勧めします。
資格を取得することのメリットは以下が挙げられます。
・対外的に自身の能力を示すことが出来るため、仕事の幅が広がり重要な仕事・役割を担うことが出来る
・自身の能力向上や自信につながる。
・転職や就職に有利となる。
AWSはクラウド市場でも最高峰のシェア率を維持しており、
多くの企業で採用されている実績のあるクラウド技術と言えるでしょう
資格一覧
ファンデーショナル
AWS Certified Cloud Practitioner
AWS Certified AI Practitionerアソシエイト
AWS Certified Solutions Architect – Associate
AWS Certified Developer – Associate
AWS Certified SysOps Administrator – Associate
AWS Certified Data Engineer – Associate
AWS Certified Machine Learning Engineer – Associateプロフェッショナル
AWS Certified Solutions Architect – Professional
AWS Certified DevOps Engineer – Professionalスペシャリティ
AWS Certified Security – Specialty
AWS Certified Advanced Networking – Specialty
AWS Certified Machine Learning – Specialty
有効期限は全試験3年です。
AWS Certified AI Practitioner
AWS Certified Machine Learning Engineer – Associateは現在Beta版実施中。
それぞれの資格について、費用、試験時間、問題数、難易度を表にしたものが以下になります
<易>基礎レベル 20-50hの勉強時間
<普>応用レベル 50-100hの勉強時間
<難>専門レベル 100-150hの勉強時間
難易度はあくまで参考レベルです。
難易度、受験料、試験時間、問題数
※試験名称略 受験料はすべて価格とする(2024/08)
試験名 | 難易度 | 時間(分) | 問題数(問) | 費用(円) |
---|---|---|---|---|
Cloud Practitioner | 易 | 90 | 65 | 15,000 |
AI Practitioner※β | 易 | 120 | 85 | 10,000 |
Solutions Architect Associate | 普 | 130 | 65 | 20,000 |
Developer Associate | 普 | 130 | 65 | 20,000 |
SysOps Administrator Associate | 難 | 130 | 65 | 20,000 |
Data Engineer Associate | 普 | 130 | 65 | 20,000 |
Machine Learning Engineer Associate※β | 難 | 170 | 85 | 10,000 |
Solutions Architect Professional | 難 | 180 | 75 | 40,000 |
DevOps Engineer Professional | 難 | 180 | 75 | 40,000 |
Advanced Networking Specialty | 難 | 170 | 65 | 40,000 |
Security Specialty | 難 | 170 | 65 | 40,000 |
Machine Learning Specialty | 難 | 180 | 65 | 40,000 |
おすすめの勉強方法
勉強を始める前に受験しようとしている試験について調べる事<勉強計画>が重要です。
以下について調べていない方は必ず調べましょう。
<試験の種類・レベル、対象リソース・」スキル、合格基準、おおよその勉強時間>
合格体験記、受験体験記を書いたブログやAWSの公式ページを調べて勉強の計画を立ててください。
勉強教材を定める
大学受験と要領は同じと私は考えます。
複数の教材を購入して手を付けるより、1つの参考書と1つの模試問題を解く事をおすすめします。
1つの参考書や模試問題が全範囲カバーされているとは言い切れませんが、合格ラインに達することは出来ると考えます。AWSの試験は低規定にバージョンがアップデートされるため、最新の参考書を利用してください。
一方で、複数の教材に手を付けるメリットもあると考えます。
大事な点はどの教材にも記載があるため、徹底的に重要な箇所を詰めていくことも出きます。
自信の適している方を選択してください。
実際に手を動かす
私はこれが一番重要だと考えます。
理由は2つあります。
1つ目は、実務にいきるという点です。試験に合格することの目的としては自身のスキルアップも重要だと考えます。知識はあるけれど実装は出来ないということはよく聞きます。設計や実装が出来て、提案も行うことが出来るが最高な形と考えるため、私は手を動かしています。
2つ目は、類似している問題や手を動かしたからこそ選択肢を削ることが出来るという場面が多々あります。仮に聞いたことのないサービスが問題文に出ても、解答群からこの実装はすることが出来ないから選択肢は外れると分かることがあります。